クラバート

かれこれ二年以上前の話しです。
(一度目の)大学四年生の6月頃のこと。
職も見つからず、心の隙間を埋めるがごとくスケジュールの隙間にとりあえず予定をいれていました。
新宿某所でのある会社での集団面接の後、同時に受けた女の子と真っ昼間からキリンシティーで酒呑むことに。
どちらが始めに話しかけたのかは忘れちゃったけど、お酒飲みに行こうと言ったのはその子の方だったはず(まあしぃは新宿のお店詳しくないし)
大体、口下手・あがり症の自分が初めてあった女性を誘うなんて、これからの人生において二度とないであろうかと。
就活上手くいかなくて、お互い精神的に病んでたんだと思う。話し相手が欲しかったのでしょう。
酒を飲みながらスキな本とかおしゃべりしていた時にその子が「クラバート」が好きだと言ってたのです。普通ならばすぐにでも本買って読むところですが、なぜかそれっきりになってしまいました。
と前置きが長くなってしまいましたが、、毎度お馴染みのぽすれんでふとKarel Zeman監督のクラバートのDVDを発見!ビビビときたのでさっそく借りてみました。
単なるファンタジーものかなぁと考えていたのですが、これが見当違い。
マイスターについて魔法の修行をする主人公に、現実の自分の境遇を考えさせられたりもしました。
見てもらえばわかりますが、愛がテーマです。ラブストーリーだったのです。
音声がドイツ語だったけどかなり聞き取れました。最近めっきりご無沙汰のドイツ語ですが、錆びつかないように最低限続けていこうかなと思いました。
◆クラバート作者Otfried Preusler(オトフリート・プロイスラー)氏のサイト
◆幻想の魔術師 ことKarel Zeman(カレルゼマン)氏についての解説

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